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アカデミックの構造。無駄な研究はあるか?

智大学より引用。

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学問は、地図に例えることができると考える。

それが以下の画像である。

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 (すみません、マウスがないので傾き直せないです。)

島が大きい枠組みである。(数学、化学など)

点は発展途上の研究分野であると考える。

 

研究とは、島と島を繋ぐために橋を作るための、柱を海につくることではないだろか。

つまり、いつか新しい島ができた時には、今まで役に立たなかった柱が橋渡しのきっかけになり、学問が発展するということである。

 

nainaiteiyan.hatenablog.com

『科学論の実在』という本によると、やはり最終的には、学問同士がくっつく可能性について言及されている。

 

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これは僕もまだそう思っていて、芸術であれ神学であれ行動経済学であれ、全てが統合されると考える。

 

したがって、プロセスには「無駄な研究」が必要なのである。

「現代にとって」無駄なだけであって、未来においても無駄であるという保証はどこにも存在しない。

 

つまり、どんな研究でもとりあえずやってみましょうと、そういう態度がアカデミックに求められるのではないだろか。

 

 

 

建築学を「暗記術」に応用する。柱。建物。全体性

記はただの単純作業と捉えてしまうと効率が悪くなり、時間を無駄に消費することになる。

 

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暗記の作業は基礎工事と似ている。

部分だけを考える(つまり、全体を考慮しないただの作業)ことは、全体として捉えると、無作為に柱を打つようなものである。

 

暗記を、建物を立てるまでのプロセスとして考える。

やりがちな行為は、50個暗記するときに、10個ずつやること。これは効率が悪い。

 

全体的にすこしずつ作業を進める。つまり、いっきに50個を暗記しにいく方法が合理的であると言える。


全体性を考えてから部分に取りかかる、つまり、設計図を作ってから暗記するということ。


 全体を考えずに部分を構築していくやり方では建物はつくれない。

あくまで比喩として考える。

チャンクという心理学の用語がある。

 

bookはを暗記するとき、b、o、o、k、の4つで暗記するのは効率が悪すぎる。

bookは1チャンクである。

b、o、o、k、は4チャンクである。

 

いっきに50個覚えにいくことで、チャンク数を減らせると僕は考える。

 

建物を立てるまでに、いかにチャンクを節約できるか。

これが暗記術の構造ではないだろうか。