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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

対比・認知・ジェスチャー・漫画

漫画は映画と違い、点(すなわちコマ数)が少ない。

にも関わらずら物語が分かる。

 

 

僕はまずこう考えた。

「人は動作を点として認知する。」

しかし、それは違う。

 

 

 

点で認知するのであれば、

徐々に絵が変わっていき、「どこが変わりましたか?」

というクイズ問題が難しい理由を説明できない。

 

 

 

体重も似ている。人はなかなか徐々に増えていることに気づけない。

故に、人は物事を点として認知しない。

 

 

であるならば、前後の「対比」で理解しているのではないだろうか。

それは、白は黒の背景にあって初めて認知されるという仕方で。

 

 

もう少し深掘りしたい。

つづく

考えるヒント10

人生の効用と利益

 

「人生はお金が全てだ」

「人生はお金が全てではない」

 

 

この両者の考え方のズレを解明したい。

 

富の追究≒利益の追及

幸福の追究≒効用の追及

 

 

資本主義と豊かさが語られる時、「稼ぐことで人類に豊かさをもたらす」という文句が必ずといってよいほど出てくる。

 

 

では、効用という名の利益を追及した場合はどうか。

つまりは、世の中の仕組みが利益の追及ではなく、効用の追及が優位になる場合。

 

 

効用を最大限にする場合、「幸せ」を維持するための力学が働くので、必ずしも仕事をしないことを意味はしない。

 

 

何もしなければ人は死ぬ。それは効用の追及とは言えない。

 

 

もしかしたら、お金が全てと言う人は、

人生は利益の追及

 

 

お金が全てと言わない人は、

人生は効用の追及

 

 

 

この違いの可能性もある

つづく