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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

考えるヒント10

人生の効用と利益

 

「人生はお金が全てだ」

「人生はお金が全てではない」

 

 

この両者の考え方のズレを解明したい。

 

富の追究≒利益の追及

幸福の追究≒効用の追及

 

 

資本主義と豊かさが語られる時、「稼ぐことで人類に豊かさをもたらす」という文句が必ずといってよいほど出てくる。

 

 

では、効用という名の利益を追及した場合はどうか。

つまりは、世の中の仕組みが利益の追及ではなく、効用の追及が優位になる場合。

 

 

効用を最大限にする場合、「幸せ」を維持するための力学が働くので、必ずしも仕事をしないことを意味はしない。

 

 

何もしなければ人は死ぬ。それは効用の追及とは言えない。

 

 

もしかしたら、お金が全てと言う人は、

人生は利益の追及

 

 

お金が全てと言わない人は、

人生は効用の追及

 

 

 

この違いの可能性もある

つづく

思想が「危険なもの」と語られる悲しさ

犯罪に関する本もたくさん読んできました。




茨城県の駅殺傷事件、相模原殺傷事件、
『死刑でいいです』や『死刑のための殺人』など。




「○○(犯人の名前)の思想」という言葉が度々出てくるのです。





なんとなく違和感を感じます。
○○の考え方
○○の価値観


ではないのでしょうか。





人文、思想が大好きな僕としては、
「こいつヤバい」と、スティグマを持たれる可能があるのです。





そうなれば不利にしかならない。
僕はルールを守って生きてます。
つづく