2021-11-02 五感なき恋 つまりは「妄想」である。 妄想は楽しい。 しかし虚しくもある。 ただ、僕には「妄想」としての「恋」は幸せのようにみえる。 キルケゴールは、『反復』岩波文庫 において、 反復=追憶 と指摘したううで、 "追憶とは着なくなった古着である" と言った。 小さい頃に来た洋服は懐かしくもあり美しい。 それは丁度、懐かしくもあり美しいかつての恋と重なる。 とても洞察力に長ける表現だと思い、記事にせずにはいられなかった。 つづく