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読書と哲学がメインです。(毎日更新中)

2022-03-07から1日間の記事一覧

屁理屈屋さん

人生は草「おお、哲子」 哲子「なに、人生は草」 人生は草「今日はひどいことを言われてしまったよ」 哲子「べつに、貴方ならよくあることでしょ」 哲子「で、なんて言われたの」 人生は草「貴方は本当に薄っぺらい人ねって言われてしまったよ」 哲子「ふー…

読書日記151

ザビーネ・ホッセンフェルダー『数学に魅せられて、科学を見失う 物理学と「美しさ」の罠』みすず書房(2021年)を読む。 素粒子や弦理論にまつわる最先端を追う、個人的には熱い分野の本である。 難しい数式が出てこないのところが助かる。 大学生の時に僕は…

読書日記150

松岡正剛『物語の函 世界名作選Ⅰ 千夜千冊エディション』(2020年)を読む。 この方の文体を、構成を、リズムを、運動を僕は盗みたい。 読んで思うことはただひとつ。 尋常じゃない引き出しの数をこの方は持っている。 今日はフローベール『ポヴァリー夫人』、…

読書日記149

ノエル・キャロル『批評について 芸術批評の哲学』勁草書房(2017年)を読む。 僕は芸術ほど価値と密接な関係にある分野はないとみている。 価値が芸術なのか。芸術が価値なのか。 古代の哲学者は「役に立つもの」が価値だと考えた。 ところが、現代アートはと…