読んだ本
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日記
ヒッピアース (大) は読み通したが議論が錯綜していていまいち掴めなかったので二周目に突入。
能力のあるものは美しい、無能は醜いという会話を交わしながら「有用性」と美について考察が進む。
しかしソクラテスは、能力が高い場合それが悪用されることを鑑みて、有能性は必ずしも美しいとは言えないという点にもっていく。
その次は原因と結果の二項対立を検証し、結果は原因から生成される論理から、「善=美」という等式を成立させる。
その後が錯綜してうまく理解できなかったが、結論としては「美は難しい」という、曖昧な結論のまま幕を閉じてしまう。
・・・
こちらのつづきも読み進めた。
カントは美というものが感性から成り立っていることから善とは違うと書いていた。
この点だけを引っ張り出せば「善=美」としたソクラテスは誤っている。
『判断力批判』は難しいのでゆっくり読み進めたい。
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