読んだ本
つづきをよみすすめた。
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メモ
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日記
内容は社会心理学や、各国のノーベル科学賞受賞者数と読書率の相関に関する話など、具体的なものになってきた。
空腹も忘れるくらい夢中になって読む。
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先行研究は少ないものの、ソーシャルメディアの台頭によって書籍の市場がどのように変化したのか、そういったことを調べた人の例が挙げられた。
結論としては紙としての書籍は今後も生き残る可能性が高いということであった。
理由としては目に優しい、紙の書籍に対する積極的な態度を与える、歴史的な価値がある、というものであった。
認知的に、やはり電子と比べると、紙は人間の心理に与える視覚の効果が強いので(背表紙など)、ここに電子との差別化が成立しているわけである。
また、読書率の高い国はノーベル賞受賞数との相関もあるとのことで、読書は直接的ではないにせよ(つまり因果関係は不明であるということ)、何らかの効果は秘めているものと思われる。
哲学や科学分野におけるアカデミックの世界において、ユダヤ人が多いのは言うまでもなく、これは民族的なものというよりかは、もしかすれば文化的な背景のほうが強い可能性もあるのではないだろうか。
本書を読んでみるとどうも遺伝子的な要因ではない気がするのである。
文化的な要因を特定することは難しいとは思えど、社会心理学、社会学の存在意義は今後も重要なものとなるだろう。そう思うのである。
つづく
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