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読書と哲学がメインです。(毎日更新中)

読書日記584

読んだ本:

高橋昌一郎『20世紀論争史 現代思想の源泉』光文社新書(2021)

つづきを読み進めた。

 

nainaiteiyan.hatenablog.com

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メモ

 

”公理系Sの命題Xが証明可能か反証可能のどちらかであるとき、XをSで「決定可能」と呼ぶ。公理系Sのすべての命題が決定可能であるとき、Sを「完全」と呼び、それ以外のときSを「不完全」と呼ぶ。" P122

 

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日記

 

150ページほど読み進めた。

かなり前にゲーデル不完全性定理をさくっと読んだが、知ったかぶりになっていたと痛感。

それほど単純でもなく、単純すぎる理解は誤解を招くということを今日理解した。

 

 

常に全体は部分より大きいとは限らないということがカントール集合論によって明らかになったことや、「論理主義」「形式主義」「直観主義」にまつわる論争を知ることができた。

 

 

ノイマンは数学が抽象的になりすぎることに危機を訴えた。

(原爆実験のし過ぎで被爆し、53歳で亡くなったとされる)

それは、数学が「芸術のための芸術」に成り下がるからであるとされた。

数学は経験から導かれるべきであるという話が印象的であった。

 

 

最近は、新書はあまり読まないが、この本は読みやすく内容が濃いと感じた。