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読書日記440

エール・カバンヌ/マルセルデュシャンデュシャンは語る』ちくま学芸文庫 (1999年) を読む。

キュビスムの隆盛期に活躍した画家の一人とされる。

100ページほど読み進めた。

 

 

どういう思いでキュビスムの絵画を描いたのか、デュシャンは語る。

特段、政治的な意味合いもなく、ただ技法に従って淡々と描いていただけだと語る。

とはいえ、反社会的な思想を持っていたとも語る。

 

 

今日の印象としては、それはただ漠然とした社会への拒絶感だった。

現実的で、革命的な思想も特にない。

加えて、芸術はゴッホのように、価値や評価は後から付いてくるということが往々にして起こるということを感じさせられた。

 

 

権威、名声、価値、本質。

資本主義では何らかの法則があるのではなく、どことなく恣意的で基準のようなものが乱れているように感じた。

 

 

つづく