Rasさんのこの言葉を勝手ながら検討させてもらいます。
そもそもですが、このタイトルの意味自体わかりにくいものですが、おそらく通りすがりの方のコメントである、
"他者の意見をある意味うまく利用することで自身の主張に説得力を持たせることができるわけで、、”
を受けてのことかと思われます。
私の勝手な推測ですが、要するにこういうことでしょうか。
「他人の意見に耳を傾け、自分を内省し、そこから成長の糧とせよ。」
ここで私が提案したいのは、ポパーの反証主義を参考にすると良いかと思われます。
相手の主張を吟味するには、まずその反証可能性について検討しなければなりません。
通りすがりの方のコメントの真偽を問うわけです。
まずは全面的に肯定し、その説を受け入れて多角的に物事を検討するべきです。
そのうえで矛盾点や論旨のズレなどが見受けられれば「偽」となり、根拠がありかつ整合性も取れていて正しいようであれば「真」とみなす。
以上のプロセスを経てから初めて「受け入れるかどうか」を決めるべきです。
ただ単に相手の主張を感情的に否定したり無視することはあまり建設的ではありませんが、かといって何も考えることなしに無条件で受け入れてしまうのは危険です。
この情報過多の時代にいったい何をもって「正しい」と言えるのか。
常に疑問をもつべきではないでしょうか。
人生は草