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読書日記183

藤繁雄『アート戦略/コンテンポラリーアート虎の巻』光村推古書院(2018年)を読む。

ビジネスとアートを横断的に語る本である。

柄谷行人氏の指摘通り、現代アートは資本主義の「下」にあって、もはや作品の価値は金銭的な価値と等価になっている。

 

 

後藤氏も同じ見方で、もはや今後の芸術は量子力学の如く「不確実」にある。

そのなかでも価値付けにはなんらかの法則があるだろうかと問いかける。

 

 

こちらの本、50分ほど必死に読み込んだものの何を言っているのかさっぱりわからない。

挙げ句の果てに、「パリの大学を出たから」「東京大学で博士号をとったから」という理由で「文句無しの才人」と言う。

文句無しの才人かどうかはまずその人物がどんな作品を世に出したのかを客観的に語る方が先のはず。それができていない。

 

 

この人物。もしかすると自分で何を言っているのか分かっていないのではないだろうか、と思ってしまう自分がいた。

ラカン精神分析ドゥルーズ、ベーコン、ベンヤミン

現代思想は読めば読むほど実はよくわからない。

だからソーカル事件のようなものが発生してしまったのではないだろうか。

 

 

 

胡散臭さを最近感じるようになってきた。

現代思想を誰にでも分かる仕方で語る人物を僕はまだ知らない。

人文と科学の二項対立。

二つの文化論争について読んでみようと思った。

 

 

つづく