人生は草「おお哲子」
哲子「また?今日二回目なんですけど~」
人生は草「いいではないか、早速聞きたいことがあるのだが」
哲子「忙しいから早くしてくれないかな」
人生は草「わかった。今回は難しいからさっそく本題にいこうじゃないか。哲子、パズルってやったことあるかい?」
哲子「舐めてる?」
人生は草「悪い悪い。ところで、ではコミュニケーションもパズルのようなものだとは思わないかい?」
哲子「まーそんな気もするね」
人生は草「例えばだよ、嘘も方便という言葉があるではないか。あれはだね、つまりその場で必要とされる言葉が文脈という名のパズルで構成されているということではないかと思うのだよ」
哲子「また難しい話を、、、」
人生は草「もし他人を気遣ったとしても、不適切な嘘をつけば傷つけることになる。これはパズル上の失敗だとは思わないかね」
哲子「まあ失敗だね」
人生は草「しかもコミュニケーションは時間制限がある。まるでテトリスのごとく、その場で必要な言葉を適切な位置にもっていかなければならないのだよ」
哲子「たしかに」
人生は草「しかも事は単純ではないと思うのだよ。つまりはテトリスではなく、時にコミュニケーションは時間制限があり、かつ相手の戦略も考慮しなければならない。それはまるでぷよぷよの如く、時には適切な位置を考えるにとどまらず、相手の動きを見ながら、その都度連鎖についても考えなければ文脈のパズルというものをうまく説明できないと思うのだよ」
哲子「ええい、ややこしすぎるわ!!!」
人生は草「悪い悪い。哲子には敵わないや」