退職をしてから1年が過ぎました。
認知行動療法という名の補助輪を外しても、なんとか1年間平穏に暮らせることができました。
問題はフルタイムで戻るかどうかです。
僕は迷わずフルタイムでいきます。
世の中は往々にして不寛容だからです。
35歳という謎の年齢制限。
裏を返せば、人生いくらでも失敗しても構わない、でも35歳までには自分なりに答えを出しなさい、と言われている気がするのです。
リハビリのためにバイトしてたらもう時既に遅しじゃないですか。
そんなことしている場合なのでしょうか。
次の職探しは慎重に慎重に、慎重にいきます。
非正規でいるよりは正規でいたいのです。
作家になりたいからといって非正規でいる意味はありません。
アイデアは心の余裕からでしか生まれないような気もします。
とはいえ、敬愛するフランツ・カフカ氏は最後まで絶望のまま偉大な作品を残していますが。
最後まで人生は何が起きるかわからないものです。
人生は草です。
つづく