たまにタイトルに悩む。
とりあえず今日感じたことを書いてみたい。(読書と哲学メイン)
まず立ち読みしたときのこと。
立花隆/佐藤優『ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊』文藝新書
これをさらっと読んでみた。
立花氏がカントを批判している。
純粋理性批判は認知科学と物理学の観点からすればナンセンスで読むに値しない、と書かれている。
これはこれで、そう言っている人もいるのだな、と受け止める。
しかし読めば読むほど嫌気がさしてきた。
批判と悪口というものは、全く別物ではあるが、僕はなんとなくこの本が悪口として、彼らのはけ口として存在しているようにも感じた。
断言、断定する前に、慎重に吟味しなければならないはずである。
物理学者は人によっては哲学者に難癖をつける。
哲学者も然り。
脳が人であれば、仮に脳みそだけが液体に浮かんでいて、それがもし活動をして生きている状態であればそれは人なのか、否か。
生きている脳みそ。
ちょっとおかしい。
物理学はどのようにして自然が動くのかを説明してくれるが、何故そうなのかを根本的な次元から説明はしてくれない。
そこにつまらなさを感じてしまう。
つづく