はてなブログ大学文学部読書研究科

読書と哲学がメインです(毎日更新)

読書日記67

ちらのつづきを読み進める。

 

nainaiteiyan.hatenablog.com

 

今回はノージックの正義観をまとめる。

ノージックはロックの自然状態からスタートさせ、どのような国家体制が最も正義にかなっているのかを考えた。

まず、市民は労働によって生産した財を守るために、結束するだろうと想定した。

それを「相互保護協会」と読んだ。

 

 

その後、会員同士の争いを調整する役として、「連邦司法制度」というものができると考える。

ここで「最小国家」が生まれるとした。

この最小国家には、非会員と会員との争いに介入する機能が備わっている。

 

 

ノージックは、この「最小国家」こそが最も正義にふさわしい国家体制であるとした。

いわゆる「リバタリアニズム」である。

また、ノージックロールズを批判した。

 

 

ロールズの欠点として、格差原理には個々の才能や能力が考慮されていないことや、分配の仕方に関しては、ロールズの「常にマクロから考えなければならない」という考え方は、ミクロ的には極端な分配の仕方を許容してしまうと指摘した。

 

 

かくして、ノージックリバタリアニズムとして、今日の国家体制に対するアンチテーゼとして重要な役割を担うことになる。

 

つづく