はてなブログ大学文学部読書研究科

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哲学的思考実験

璧な人はいない、という言葉はいくらでも聞いてきた。

では問う。

完璧な価値観の組み合わせは存在するのだろうか。

人間とは価値観の組み合わせ、という表現は適切だろうか。

 

 

これは何を意味するのか。

完璧とはなにか。

そもそも、その言葉自体に矛盾が含まれていることを意味しないだろうか。

完璧な人間を記述することは可能か。

であればどんな人物か。

 

 

実は、人は完璧でなくてもいいよね、というメッセージとして受け取れば良いのではないだろうか。

それは何にたいして完璧でなくて良いのだろうか。

人生に対してだろうか。

仕事に対してだろうか。

 

 

ただ、完璧に近い仕事をする人はいるように見える。

職人がそうだと個人的には思う。

でもなぜ完璧な人とはいわれないのか。

それはつまり、日常的なある場面においては、必ずしも完璧とは言えない、ということだろう。

 

 

ということはだ。

あらゆる日常場面において、「完璧な行為」というものは、実は存在しないのではないだろうか。

それがあるとするならば、空想的に「完璧な人」という人物を設定することができる。

その性質、特性、価値観を記述することができる。

 

 

しかし実際にはできないだろう。

従って完璧という言葉自体に無矛盾性はないと考えられる。

つづく