『格差という虚構』を読み進める。
遺伝と環境の複雑性を再確認。
結論として、筆者の以下の言葉を引用する。
"遺伝と環境の区別が無理でも環境が貢献する以上、能力や性格を改善して格差を減らせるかも知れない"P136
僕は遺伝について想いを巡らすより、環境について考えるほうが生産的だと理解した。
発達心理学等、自分で勉強した経験がそれを裏付ける。
今後、何かを遺伝で決めつける人がいればまず疑うし、信用に値しない。
その次は平等に関する考察に入った。
ルソーやアーレントの話が出てくる。
権利や権威を掘り下げていく。これは読解に時間がかかりそうだ。
『はじまりのレーニン』も読み進める。
レーニンは僕の数倍以上本を読み込んでいたみたいである。
というのも、何か危機があるごとに図書館に籠っていたみたいである。しかも1日中。
そこで、レーニンは世の中がマルクスを理解していないことを悟る。
マルクスはもともとヘーゲルの思想に影響をされているのだから、ヘーゲルを理解しなければならないと判断したみたいである。
つまりは、レーニンは努力家だったのだろう。
僕はここまでで午前の読書を終える。
つづく