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サブリミナルと心理実験そして人間社会

サブリミナル・・・識閾下の

 

 

心理学ではパブロフの犬というものがある。

ベルを鳴らす⇒肉を与える。

これを繰り返すとベルを鳴らすだけで唾液が分泌される。

これを心理学用語で古典的条件付けという。

 

 

人間社会でも似たようなことが起きている。

給料日にお金を与える。

これを繰り返すと、「今日は給料日だ」という事実確認だけで嬉しくなる。

これも古典的条件付けではないか。違うのか。

人間の場合は、「今日は給料日だ」という事実確認が必要にようになる。

では、犬もなんらかの事実確認をしているかもしれない、という疑いはないのだろうか。

 

 

 

それを切り捨てるのが古典的条件付けであると思われる。

犬と人間様は違う、ということだろうか。

僕は行動分析学を深いレベルで理解していないので、この記事に誤りがあれば訂正する。

 

 

 

つまり、人間社会との対比でわかるように、人は何か決定的なものを認識できていないのではないか、というのが僕の見立てである。

それが「サブリミナル」であることは言うまでもない。

つづく