現在の僕の見立てである。
説明をしていく。
情熱と訳すこともできるが、敢えてパッションという言葉を用いたい。
情熱には非常に前向きなものを僕は感じる。
それは人間としての、生物としての生命力そのものではないだろうか。
使命感。義務。貫徹。克己。繁栄。
人には人の、譲れない信念がある。
僕は僕なりに、パッションが人生における充足の度合いを決めると考えている。
それは、単に、楽しく生きよう、豊かに生きようという次元を超えるものである。
人間として避けて通れないもの、負わなければいけないものも、このパッションで打ち砕くことができる。
より、生命を、生命たらしめる態度である。
僕が最近よく考えるのは、この灯火をいかに消さないか、いかに大きくしていくかである。
うつ病は、まだ火が完全に消えたわけではない。
それは線香花火のように、単に火力が失われただけである。
充実した人生。
充実した毎日。
これは、ある意味語り得ないものである。
だからこそ、このパッションという、少しはイメージをつかめるものを大事にしていきたいと思う。
つづく