以前書いた記事に捕捉をしたい。
参考文献
ルトガー・ブレグマン『希望の歴史』文藝春秋2021年
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僕は比喩的に、共感を共振とした。
本書によると、赤ん坊を研究する心理学者ポール・ブルームは、
「共感はあまり良いものではない」と言ったそうだ。
それは、共感がサーチライトで、一部の人にしか焦点が当たらないからだとブレグマンは説明する。
僕は前の記事で、共振と振動数について書いた。
共振は、特定の振動数でしか発生しない。
これは人間にも言えることで、固有の振動数にしか反応しないのである。
つまり、共感とは限定的であり、ある側面においては排他的な感情である。
これがあまり良くない理由だろう。
大事なことは、前の記事にも書いたとおり、様々な出来事に
反応し、内面から理解する力を得ることである。
そのために様々な事を考え、日々実践しなければならないと感じた。
つづく