道徳は社会がどうあるべきか、という問い立ててで、倫理学は個人はどう生きるべきか、という問いたてであることを僕は学んだ。
これは個人的なものではなく、普遍的な問い立てに思える。
そして、美学もまた普遍的な概念だと思われる。
というのも、美に対して人は個人差はあれども、何かしらの共通項を共有していると思われるからである。
そしてまた、美というものと倫理には共通点を感じる。
美しい行為、美しい生き方、と表現する際に、それが倫理的に思われるからである。
これを現実に反映する時に、美と倫理がお互いにどう作用し合うか、これについてはまだ議論が続いていると思われる。
僕はのちに統合されていくと感じる。
つづく