僕は依然として、僕が興味のある本しか読まないことにしている。
それは、結局は最後まで読みきれないことがほぼ見えているからである。
最近のメインはハンナ・アーレントやアマルティア・セン、ホネットなどの政治哲学、
ドゥルーズとガタリによる横断的な資本主義の考察、サイエンス系、
あとは芸術である。
メルカリは便利なことに閲覧数が分かるようになっている。
僕は、閲覧数はそのまま社会の関心を反映しているとみている。
始めた頃から傾向は変わっていないように感じる。
意外にも哲学と思想はかなり売れている。
少数派の方々が積極的に利用してくれているのか、それとも全体的に関心が高いのか。
そこまではハッキリしない。
しかしながら、依然として「目に見えにくいもの」に関する関心は高いように見える。
値段設定を間違えても、僕は閲覧数には影響はないとみている。
値崩れしやすい本ほど閲覧数は低い。
それは主に自己啓発であり、教養系の新書である。
やはり人は新しいものより本質を求めるのだろうか。
つづく