こちらのつづき
こういう考え方は「アナロジー」と言われるらしいが、僕は相似、つまりは「フラクタル」であると常に思う。
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例えば、どこかに出掛けるとき、「雨ならやめよう」という方は少なくないと思われる。
柔軟性のある方は、雨ならではの楽しみを見つけたりして積極的に活動をするものである。
「柔軟性」と「固執」を物理的に考えてみる。
水はすき間があれば必ず通る。
ある一定の「体積」を持った水でも、「柔軟性」「流動性」のおかげで進行できる。
ところが氷になると、一定の体積を通さない穴があったとすれば、氷は通れない。
人間の活動も同じである。
固執とは「固体」のようなもので、固まったままでは通れないゲートがいくつもある。
そのひとつが最初に示した例である。
世の中は相似している。
つづく