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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

最近、本屋で思うこと

に、専門書コーナーで顕著なのは、分断に関する本、フェミニズムに関する本、格差を嘆く本が増えたことだ。

明らかに増えている。めちゃくちゃ増えている。(あくまで個人の感想)

 

 

僕は中立的に物事を見ていきたいので、嫌な感じがする本も読む。

視野を広げたい。

 

しかし積んどくは怖いので、基本は興味ある本を買う。

でも。

なんだか、最近、文句みたいなタイトル、嘆くようなタイトルが多い。(気がする)

 

 

僕は、人間関係は苦手だが、なるべくなら仲良くやっていったほうが良いとは思う。

文句を言うとあまり良い気がしない。なるべく褒めたり、応援したり、ポジティブに生きたい。

 

 

人は見たいものを見る、という決まり文句がある。

理想的で、非現実的な事があれば、「綺麗事」と片付ける人もいるだろう。

愚痴のようなタイトルがよく売れるとしたら、そういうものに共鳴し、興味が出てくる人が多いということ。

 

しかし、もうそれでは本当に時代は悪い方向に行ってしまうと思わざるを得ない。

 

 

それか、アウトレットとして、文句や愚痴を言わないときついのだろうか。

余裕がないのだろうか。

コロナの打撃は大きすぎたのだろうか。

生活保護が機能していないと嘆く本もあった。しかも岩波書店である。

 

岩田正美『生活保護解体論』岩波書店2021年

 

 

僕の勉強が足りないのかもしれない。

それでも、僕は希望を捨ててほしくないのである。

つづく