今後も、うまくタイトルが表現できない時や、
考えがまとまらない時は、考えるヒントにまとめます。
カテゴリーを新しくもうけたので、暇なときに自分で振り返ったりしております。
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旧式と現代式、そして普遍
ルソーは理性の必要がない状態、世界のことを「自然状態」と表現しました。『人間不平等起源論』より
端的に言えば、石器時代のような「法」のない世界だと僕は思います。
この世界において「死刑」について考える意味はあるでしょうか。
ないと思います。死刑は「法」がある世界のお話です。
現代では死刑は重要なテーマとなっています。
「尊厳」「倫理」「法哲学」「感情」
あらゆる要素が複雑に絡みあっています。
ただ、僕は違和感を感じました。
つまりは、「死刑」について考えることは、言い換えれば「現代式」であると思ったのです。
それに対して、「善い生き方」はいつの時代にも大事なテーマだと考えられます。
「どうやって生きるのか」というテーマは、旧式、現代式を越えた普遍性のあるテーマだと思ったのです。
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つまりは、先行するのは「法」よりも「普遍」だと思ったのです。
法を先に考えるのか、
普遍を先に考えるのか。
順序も大事なのかなと思いました。
つづく