僕はTwitterをやり始め、時代のうねりに入り込んでみたわけですが、速読に関する変な情報が多いと感じてます。
「文庫1冊1時間で読めるよ」
「頭の中で音声化しちゃ駄目」等
僕が疑問に思うのは、プラトン『ゴルギアス』と同じで、「速読は何に関する技術なのか」ということです。
僕の推測では、速読は「本の情報をいち早く吸収するための技術」です。
全否定はしません。
しかしながら、それは学術的に研究の対象内ではあるものの、読むスピードがいったい何と正の相関性があるのか、僕は疑問です。
読解力、文章表現力など、「速読が何に貢献するか」は見えづらいのは自明です。
まださらっとしか論文を読んでいないので、別のことが分かればrewriteします。
速読が万能薬のように語られると、当然拡大解釈が起きるわけです。
そういう所がTwitterの負の面だと僕は思います。
ちなみに僕は速読しません。
つづく