中央値でもいい。
統計を信じきってはいけない。
統計上の人間と現実の人間には剥離がある。
だから常に統計には細心の注意を払わねばならない。
心理学、精神医学となれば問題はもっと深刻である。
環境、遺伝、習慣、社会、、、、
変数が多すぎるなかで研究をするのは、あらゆる分野のなかでとくにこの分野は最難関である。
「~効果」というものはただの傾向にすぎない。
もっと大きな歯車が裏に隠されているかもしれない。
平均値幻想とも言える。
『統計学は最強の学問である』という本がよく売れたそうだ。
マーケティング上、タイトルを誇張するのは致し方がない。
もし本気で言っているのであれば勘違いにも甚だしい。