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ダーウィン、ガイア理論、進化生物学から考える。ウイルスが人口調整の役を担うとは考えにくい

進化とは突然変異のことであって、環境に適応したからそのまま生き残るというのが進化生物学の見方。
逆はない。つまり、適応するために進化した、とは考えにくい。普通に考えて、適応するための条件は単純ではないので、そこまで考慮して進化が設計されるとはとても思えない。

すなわち、地球も同じことで、地球が何かしらの目的に向かって太陽をぐるぐる周っているとは到底思えない。

それをウイルスにも応用させる。
ウイルスが人口調節するとはこの延長で考えれば、ほぼないと思われる。

宿主にやどり、自身を複製する。
目的が人口調節であれば、人間が死ぬとウイルスも一緒に死ぬので、そんな一時的で浅い、非効率的なメカニズムがあるとは思えない。

故に、ウイルスの生存戦略的には人間を生かさず殺さず、植民地的な支配が理想と思われる。
つまり共存。

致死率の低下、感染爆発は「ウイルスの生存戦略上は」、極めて重要であると考えられる。