僕は言葉に関してはナーバスである。
「面白い」とは、間抜けな人、変わった人がいた場合にも用いられる言葉だからである。
「君って面白い(変わった)人だね」と受け取ってしまう。
そして哲学的考察が始まる。
変わった人とは誰か。
人間、誰1人として同じ人はいない。
普通の人たちなら共通して持っている、何らかの「属性」を僕は有していないということなのだろうか。
ふざけんじゃないですよ。
その属性とは何でしょうか。
これは、突き詰めるとなかなかわからない。
そして、僕のどこが「変わっている」のかを、何らかの事象に還元することも出来そうにない。
声?トーン?所作?顔?話の内容?
属性とはこれらの一つ一つの因子の統合なのだろうか。
つまり属性というよりは性質。
しかしだ。
普通の人たちが共通して持っている「性質」たとは何だろうか。
あらゆる因子は濃淡があったとして、そのグラデーションの平均値のことなのであろうか。
つまり平均値から僕はずれているということになる。ずれ方がでかいのだ。
しかしだ。
その平均値はどうやって測られる。
中央値は?標準偏差は?正規分布なのか?え?
まさか、これらを全て直感で理解したうえで、僕は変わった人と言っているのでしょうか。
あなた、人間やっている場合ではないです。
変わってますから。