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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

必要悪を哲学する

僕の考えでは、悪を必要とするのは社会の矛盾であって、悪は必ずしも必要とされない、そんな社会が存在すると思っていた。

しかし、正反対の意見を述べている本を読んでみて少し考えた。

売春はwin-winであるが故に悪ではないとのこと。

すると必ず人権の話になる。
しかし。
人権は必ずしも人を救わない。

人権よりお金のほうが力になるケースが存在する。
ちょうど、「文学は飢えた子供の役に立つか?」という命題に重なるところがある。

人権もお金もシビアである。
シビアであるが故に、語るのも難しい。