2021-05-31 必要悪を哲学する 僕の考えでは、悪を必要とするのは社会の矛盾であって、悪は必ずしも必要とされない、そんな社会が存在すると思っていた。しかし、正反対の意見を述べている本を読んでみて少し考えた。売春はwin-winであるが故に悪ではないとのこと。すると必ず人権の話になる。 しかし。 人権は必ずしも人を救わない。人権よりお金のほうが力になるケースが存在する。 ちょうど、「文学は飢えた子供の役に立つか?」という命題に重なるところがある。人権もお金もシビアである。 シビアであるが故に、語るのも難しい。