例えば、10万円で時計を買ったとします。
最初はうれしくてしょうがないでしょう。るんるん。
ところが1カ月後はどうでしょう。
あまり嬉しさは持続しないはず。
幸福度、すなわち効用からすれば、5000円のシャンパンを20本、3カ月くらいちびちび飲む。そのほうが長続きするのでは。
これは主観的なお話なので、あくまで例です。何にどんな価値を感じるかは個人差が激しいと思います。
ただ、消費を面積で考えてみてはどうでしょうか。
同じ体積でも、前者は大きな球体、後者は小さな球体の集まり。
もちろん表面積は後者のほうが大きいです。
倹約とは面積をいかに大きくするか、であると僕は考えます。
コロナ禍で倹約する方、多いと思います。
倹約の目的とは、「幸せを感じつつ、かつ低コストで過ごす」に尽きるのではないでしょうか。
目の前にある商品の「表面積」を一度考えてみてはどうでしょうか。