哲学は語る。

本の受け売りではなく、しっかり噛んでます。

『大人になるためのリベラルアーツ』読了

本書はテーマに沿って議論していく本です。

中でも一番印象的だったのは「飢えた子供を前に文学は役に立つのか」です。

議論とはどうやって進めていくか。まずは考えられる立場の主張を作っていき検証していく。という流れは生きていくうえで大事な力になると思います。

僕は間接的に役に立つと考えます。
本は食べられませんので物理的に役に立つことはありません。
しかし、文学は思考力を鍛えるために作られたものもありますし、古典は生き方の指針ともなります。

飢えた子供を前に何をすべきか。
飢える前に何をすべきか。
誰にお金を配るか。
教育の体制はどうなっているか。
識字率は。ちゃんと教育は届いているか。
その国の政治体制はどうなっているか。
言語統制は、、、

問題を考えるには「文」が必要です。
文学は文に対する学問です。

文学と人間は切り離せないと思います。
文学は役に立つのか?というのはいささか愚問だとも言えます。
何のために図書館があるのか。
何のために言論の自由があるのか。
表現の自由とは何か。
報道はどこまで自由か。

あらゆる問題は文学が解決の一助となると僕は考えます。