神保町という街柄の特性かどうかはわからないが、神保町の古本屋はジャンルを絞っている。
芸術関係しか売らない本屋がある。素晴らしい。
僕は神保町以外にそういう店を知らない。
いや、学生街にはあった。もちろん、ジャンルは絞られているが、参考書のような本が多い。
本当の意味で差別化されている本屋は、僕は神保町しか知らない。
こういうお店をもっと東京以外で実現できないのだろうか。
実際にはあるはずだ。
お店の能力不足か。それとも需要不足か。
需要がないなら作ればいい。やはりお店の努力次第ではないだろうか。
文学・歴史・哲学・心理学など、文系の本であれば、入り口は誰でも理解できるし、社会のためにもなりそうだ。