僕の最寄の本屋はわりと個性を発揮し始めたように思う。
子育て世代にターゲットを絞り、おもちゃや知育玩具を取り入れている。となりにはダイエット、健康、子育て本など主婦も楽しめるように配置が工夫されている。
そして文房具のコーナーを新しく取り入れ、活気を取り戻したように見える。
しかし。
何を売りにしているのかよくわからない本屋をよくみかける。
・量が中途半端なわりに空間作りにてきとーさを感じる本屋。
・店内のBGMが合っていない本屋。
・100マス計算のような、無機質な配列の本屋さん。
・内装が地味な本屋さん。
・入り口が地味な本屋さん。
本離れは本屋さんの責任でもある。
今、本屋の課題は空間作りで間違いない。街の本屋さんには『書店本事』を読んでもらいたい。
余裕がないのか。アンテナがないのか。
常識から脱しない限り、本屋は巨大企業に潰されるのは目に見えている。