「幸せってなんだろうね。」
これは言語について良く分かっていない人の発言である。
「やべーーー幸せ」と人は言うではないか。
その瞬間こそ、まさに「幸せ」なのだ。
単純に、「幸せってなんだろうね。」というのは、その瞬間、「幸せ」ではないからだ。
おいしい物を食べる。幸せ。
夢の国へ行く。幸せ。
幸せとはいたるところにあるではないか。
では何故人は幸せが何か分からなくなっているのだろうか。
それは言うまでもなく、言語が複雑で曖昧だからである。
古代の哲学者は、人は幸福を求めて生きると言った。
しかし。
幸せの定義よりまず先にすべきことは、言語についてしっかり考える事だった。
そこが古代ではまだ甘かったのでは、と思う。
言語について勉強をする。
それが幸せへの第一歩である。