はてなブログ大学文学部

読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

「唯一無二」に関する思考実験2

続きです。

「事実上、意識はないが生きている人はいる。」

例えば、赤ちゃん。

1歳前後のあかちゃんには明確な意識があるとは思えません。主観的には。

現代の科学では、客観的には説明できないところがネックです。科学が追いつかない。

 

僕は、意識には濃度があると考えます。

意識が薄れるという表現がありますよね。

つまり、意識のない状態とある状態の中間がある。

いや、意識にはグラデーションがあると考えます。

 

そこには、昆虫、動物、全ての生物も対象です。

養老さんは昆虫には意識があると明言しています。

 

つまり、何が言いたいのかというと、コピー問題の結論としては、

意識の有無が、その対象の存在が「唯一無二」なのかどうかを結論づけるのは考えがズレているということです。

 

「差異」「唯一無二」はあまりにも複雑すぎる。

僕はここで思考停止です。皆さんの英知をお貸しください。