僕はソフトボールのピッチャーである。
20代前半のころは社会人ソフトボールのチームで練習をしていた。
その練習では、後半に必ず練習試合を行っていた。
そして僕はピッチャーをやる。
ピッチャーとしては、もちろん三振を取りたいし、バッターを翻弄させたい。
それが男だ。
ただ、チームはそれを許さない。
「練習だから打たせろ。」
「もっと力抜け。」
本番の試合でもそうだ。
「打たせろ打たせろ」
「打たれてもオレたちが取るから」
もちろん、勝つか、負けるかの真剣勝負であれば、チームの勝利が優先される。
よって、投球はただの「作業」と成り下がるわけだ。
ここにも、目標と絡む。受験もそうだ。
目標があることによって、つまらなくなるのだ。
楽しいからその先に目標が勝手に生まれる。それが本当の目標だと僕は考える。
目標が先だと失敗する。