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物事はドミノ倒し『オーストラリア多文化社会論』を読んで

社会保障について考えているときにふとオーストラリアについて興味がわいた。
移住者、難民者と社会保障との関わりについて調べれば何か掴めるかもしれないと思った。

結論をいうと、経済的安定は秩序を保つうえで大事だということ。裏を返せば、移民が流入して国の経済が悪化すれば物事はドミノ倒しで、最後にはポピュリズム(大衆迎合主義)が育ち始め、最後にはテロやデモが起こるとのこと。

この本で学んだことは、物事のドミノ倒しである。
何か事件が起きれば、ドミノのように出発点が必ずあるということ。
そして、その出発点にある背景を探ることも大事だということ。

このことをわきまえておけば、日常のニュースから何か読み取れるようになるのでは、と考えた。