はてなブログ大学文学部

読書と哲学がメインです。(毎日更新中)

「使えない人はいらない」「うつは甘え」といった考え方にヒトラー的な思想を感じる。

つ病の人は、いわゆる「劣等民族」と言われているような気がしなくもない。

「うつは甘え」と思っている人はまだ一定数いるような気がしてならない。

 

たまに聞こえる。

「なんで働かないやつのために税金をはらわにゃいかんのだ」と。

 

そのとき思い出すのが、

「当社では○○から社会に貢献いたします」という謳い文句だ。

 

貢献した対価としてお金をもらえる。

お金=貢献度

であるならば。

 

働かない=貢献していない

つまり社会に貢献せずにお金をもらうのはおかしいという発想だろう。

 

だが。

よくよく考えると、「貢献」とは何だろう。

誰による、誰のための、どんなものなのだろう。

 

ソクラテスが目の前にいたとしたら、誰もが「貢献」という意味に自信を持って答えられないことだろう。

 

本当のところ、よくわからない「貢献」というものをしたつもりになって、「貢献していないやつらはお金をもらうな、食うな」的な主張には、何か、欠落したようなものを感じる。

 

無理やり自分の意見をこじつけて、自分を正当化するヒトラーにそっくりではないか。

 

もういちど問いたい。

「貢献」とは何なのだろう。

社会保障と貢献について、もう一度考えてみるべきだと僕は考えた。