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「原因と結果」因果論の欠陥について。うつ病の根本的な原因は誰もつかめない。

「課長という役職のプレッシャー、子供の受験、残業による睡眠不足など、様々なイベントが重なり精神が病みました。」

 

ある人のうつ病の発症の原因と仮定する。

このケースにおいては単純にストレス要因が多くうつ病に至ったと考えられてしまう。

 

だが、根本的な原因はそうであるはずがない。このケースでいえば、

社会的な構造。

文化による仕事のスタイル。

教育論。

睡眠科学。

あらゆるアプローチが可能である。

だが複雑すぎるがゆえに人間に考える力はない。

 

そして物事は単純化され、「ストレスですね」といたる。

 

うつ病が何故おこるのかは社会学の領域なので私にはわかりません。」

ある現役の精神科医の回答である。

 

何故根本的な原因を探ろうとしないのか。

「いやーなんとなくそう思うから」

では済まされないだろう。おかしい。