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【役に立つ】哲学勉強記その3 -デカルトの誤りー

「我思う、故に我あり」

デカルトさんの有名なセリフです。

 

しかしデカルトさんは誤った考え方をしてしまいました。

要するに、唯心論者だったのです。

「身体に依存せずに、精神が存在するに違いない」

唯心論とは、物質と精神は切り離されているという考え方です。

 

ところがライルという方に論破されてしまいます。

ライル「機械の中の幽霊を信じるようなものだ。」

 

唯心論は時代とともに、信憑性が衰えていくのでした・・・

 

心はどこにあるのでしょうか。

脳にありますか?これも否定されています。

 

僕は今マルクス・ガブリエルさんの新実存主義を勉強中です。

実存主義とは「実存は本質に先立つ」という考え方です。

 

野球のボールに例えます。

ボールは、性質としてはゴム状の球体です。

ただ、本質としては野球に使う球となります。

 

実存はゴム、本質は野球ということになります。

そのまま当てはめればゴムは野球に先立つという考え方になります。

 

難しいのですが、今のところ、心は脳にはないという見方が有力だそうです。

これからも調べてまいります。