1970年代まではヘーゲルに人気があったそうだ。
ところがマルクス主義の台頭によってその熱は沈静化された。
ヘーゲルの掲げた思想には、「こうあるべきだ」と、押し付ける部分があったそうだ。
「共同体」にその思想を反映させてしまうと、そこには適応できない「非人間的な者」が出てくる。
「非人間的な者」を排除する思想が生まれるとこのような惨事につながるとのこと。
つまり、ヘーゲルの思想には危険な香りがしたそうだ。
ただ、時代のうねりとともに、ヘーゲルの思想が捻じ曲がってしまい、悪く言えば「悪用」される危険性があったから、マルクスによって批判されたのでは?
うーむ。難しい。
第3回へとつづく・・・