はてなブログ大学文学部

読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

『生きがいについて』読了

者は精神科医であり、「障害」「死」を常に間近な存在として感じながら生きてきた方です。

 

感想です。

正直なところ、奥が深く、再度よむことでまた新しい発見がいくつもありそうだな、これは年を取るともっとわかることがありそうだなと、率直に思いました。

 

事故などで今まで出来たことが突然できなくなった。そんな方は今後どのようにして「生きがい」を獲得していくのか・・・これがメインのテーマとなっております。

 

ある方は俳句に生きがいを感じ、ある方は哲学に生きがいを感じ・・・

僕は、大まかな欲求は4つあると思います。

食欲・睡眠欲・性欲・知識欲です。

 

文字を通して何かを知るということに、僕は生きがいを感じます。

ただ、今失明したらどうなってしまうのか。

 

「当たり前」が突然なくなってしまう。

そこに待っているのは絶望・・・

 

それでも人は生きる。

何故か。

「生きがい」とは人間たらしめるもの、すなわち活力だと思うのです・・・