その逆は恋愛工学の考え方である。
ある物事を知りたければ、その物事の逆について調べるのが有効だ。
たとえば、「善とは何か」を考えるよりは、「悪とは何か」からアプローチしていくほうが意外とわかりやすい場合がある。
恋愛工学は、彼女が欲しければ、飽くことなく貪れという考えである。
考えるに、やはり逆説のほうが有力のようである。
つまり欲しがらない生き方。
最近そのような本をよくみかける。
「女はこうだ」と全てを理解したかのような人間がメディアに潜んでいる。
ただし、それはやはり営利目的である可能性が高い。セールストークである。女性の人生を経験できない男性は女性を理解できないのは至極当たり前である。また、女性が男性に向けて発信する情報も、女性は男性の人生を経験できないので営業である。
もっとレベルの高い子、もっとレベルの高い子・・・・
欲は永遠に増大することが無視されている。
恋愛工学とは何のための思想か。
思想ではない。ただの営業である。
草