『思考の技法』
『東大読書』
天才、天才、思考、思考、論理、論理
こんなものは2,3冊買えばどんなものかなんてわかるんだ。
しかも、シンプルな内容が多い。
「考えをずらずら全て書く。一旦思考を止める。脳を休ませる」
「文章を寝かす。翌日また再考する。」など、どこかで聞いたことばかりだ。
なめてんなーと、思ってしまいますよね。なんで、ちょっと頭の良い高校生でも書ける内容がこんなにも売れるのか。おっさんはバカなのか。
問いを作る技術。こういう本ってなかなかないですよね。
さまざまな分野のいろいろな角度から、質問の槍を投げかける。
良い問いからは良い答えが出る。
問いは最強だ。問いは剣より強し。
その問いを集めるのに最適なのが哲学・思想史・社会学・文学なのです。
ただ、実生活を想定した、鋭い本ってのはやはりなかなかない。
池田晶子さんの本くらいですね。
この方を超える本は出てくるのだろうか・・・
ちなみにカントの研究者中島義道さんはあまり文章が面白くないです。草