私は無神論者です。宗教もやっていません。
しかし、宗教とはただ祈ることではないはず。
ビジネスまがいのものを除いて。
「いかに生きるか」「人生とは何か」
先人たちが必死に考え抜いてきた人生の真理を実践・継承していくことが宗教の目的と考えます。
なぜ日本人は自殺が多いのか。過労?中傷?いや、そうではないのかもしれません。
「日本人は無宗教である」
もしかしたらこれがカギなのでは。
先ほど述べたように、死ぬ=楽という単純な図式を真実だと短絡的に思いこんでしまう。そこに今の日本人の弱点があるのではと思います。
ミクロ的な視点では、確かに過労があり、中傷があり、いじめがあり。とんでもないことです、ただ人間はいつの時代も変わらないという事実がある前提で考えると、本質ではないように思います。
もっと大局的にとらえないと本質は見えないのだと思います。比喩をひとつ挙げます。
渋滞があります。目の前に車がいます。クラクションを鳴らしますか?鳴らさないですよね。だって前の車が空いてもたいして進まないので。でも、それは「前の前にも車がある」という事実があることがわかっているからですよね。それと似てませんか。つまり、物事は、目の前にあるものが全てではなくて、もっと先に何があるかを見ないといけないという例です。
さてどう思いますか。