はてなブログ大学文学部

読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

難解な本が苦手な方(僕も)におすすめの、イェール大学出版局「リトル・ヒストリー」シリーズ

『若い読者のための経済学史』という本がございます。

アダム・スミスの『国富論

カール・マルクス資本論

なんて、時間なくて読んでいられん!という方におすすめです。

経済学の流れを非常に読みやすく、理解しやすく簡潔にまとめられています。

 

たとえば、「個人の利益のために物作りまくって、売りまくって、それってどうなのよ?」という質問に、アダム・スミスは「それでも結果的には国の経済に貢献する」と述べいてます。

ところがマルクスさんは「いや、違うよね」と疑問を投げかけます。

 

そして大恐慌から始まったケインズの「ミクロ経済学」「マクロ経済学」。

 

鋭い視線で細やかに解説してくれます。

特に経済系以外の学部生におすすめの本だと思いました。

就職活動にも役に立つと思います。「労働とはなんだろう?」と、少しでも疑問を持てば、その疑問から知の冒険へと繋がっていくと思います。

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