『若い読者のための経済学史』という本がございます。
なんて、時間なくて読んでいられん!という方におすすめです。
経済学の流れを非常に読みやすく、理解しやすく簡潔にまとめられています。
たとえば、「個人の利益のために物作りまくって、売りまくって、それってどうなのよ?」という質問に、アダム・スミスは「それでも結果的には国の経済に貢献する」と述べいてます。
ところがマルクスさんは「いや、違うよね」と疑問を投げかけます。
そして大恐慌から始まったケインズの「ミクロ経済学」「マクロ経済学」。
鋭い視線で細やかに解説してくれます。
特に経済系以外の学部生におすすめの本だと思いました。
就職活動にも役に立つと思います。「労働とはなんだろう?」と、少しでも疑問を持てば、その疑問から知の冒険へと繋がっていくと思います。
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