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読書日記と哲学がメインです(毎日更新)

ラッセルの『幸福論』を読みました

テーマを恋愛と結婚に絞ってまとめます。

仏教では性欲を抑制・我慢することをやたらと説いています。さて、ラッセルの答えは。

 

ー恋愛を慎むべきか、本能にまかせるかー

ラッセルは、恋愛は情が激しく動くため、心身が疲労することを懸念しています。人生を大局的にとらえると、その後続く退屈な日々に耐えるために、その訓練をすることの重要性を説いています。ただし、恋愛・性愛を否定してはいません。ここに仏教との微妙なズレを感じます。

 

ー結婚についてラッセルはどうみているかー

子孫を残せなかった後悔は、のちのちに、一生ずっしり重く響くと言っています。また、最も長く幸福が長続きするのは親になることであると言っています。人生において、特にハマることがないのであれば、結婚がおすすめだそうです。

 

以下感想です。

その前に、ターマン調査の記事の件で、信頼と恋愛をテーマに、何か参考になる書物があるかどうか書店をまわりましたがまだ見つからないので今度また記事にしようと思います。

僕は仏教の「性欲は悪だ」みたいな風潮はあまり好みません。仏教についてあまり勉強していないので、語弊があればすみません。

テーマは「退屈をどうするか」だと思いました。

もちろん僕の答えは「好きなことをする」です。

恋愛に関しては、これはひとりひとり価値観が違うので何も言えません。僕は多様性を肯定します。そして型にハマった恋愛・結婚は好みません。保守的な昭和世代の親を「納得」させ、結婚するのは難しいでしょう。

 

こうしてブログで意見を発信したり、本を読むことは楽しいのでやっているところです。もちろん他にも楽しいことはいっぱいあります。DSの野球ゲームなどいまだにやっています。言うまでもないですが、みなさんも余計な努力はせずに、好きなことをやっていきましょう。