普通の人。普通の顔。普通の高校生活。
普通ってなんやねん。
普通は記述不可能なんや。いくら考えても普通とは何かなんて出てこないんや。
でも「普通」の意味を、「たいしてすごくない人やもの」「日常的なこと」などと人は解釈している。
いやいや、すごくないひとってなんやねん。そりゃサッカーならすごくない人はいるねん。でもな、そんな人も経理の仕事に就けばトンデモナイ力を持っているねん。その人は「普通か」
文脈によって変わる。そりゃ、年収という軸に沿っていけば経理君は普通だ。普通は真ん中ってことなんだな。
でもよ。おかしいんだよ。みんな秘めているねん。何かを。
日本語はてきとーな言語だからいけないんや。
でも言語学からするとおもしろいことがわかるんや。
記述できない「普通」について、たいていの人は直感で意味はわかるんにゃ。意味がわからんようで実はわかっとるんや。
言語が先か、認識が先か。
もちろん認知だ。言語は認知したものを伝えるために発達した。
じゃ普通とはなんだろう。みんあ知ってるはず。
だって、言語より認識が先なんだもん。言語が先だったとしたら普通の意味を記述できるだろうからね。貴方記述できる?ということで、人間の直感、無意識の世界は相当広い。まるでダークマターのように。
哲学・言語学、おもしろいね~