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新型コロナウィルスを数学で考える。『運は数学にまかせなさい』

最近、ハヤカワ文庫が熱いです(個人的に)。

もともと理系だった私は、数学に関する話が多少好きです。かといって、線形代数とか、積分とか難しいのはだめです。

 

町の書店に入り、ハヤカワ文庫の棚に行ってみてください。内容の濃い本ばかりです。

今日は『運は数学にまかせなさい』を紹介します。

 

まず、一番面白いのは、過去のブログに書いたように、「大数の法則」です。

コインの裏表が出る確率はそれぞれ50パーセントです。当たり前ですよね。

では、裏が100回連続で起こる確率はどれくらいですか?たぶん、かなり小さい確率ですよね。ていうかそんなことありますかね。いや、無限に近い回数を試行すれば絶対起こるんです。

 

にもかかわらず!!(ここ強調)

なんと、結局は裏と表の出る回数はだいたい等しくなるのです!!

 

と、こんな面白い話でいっぱいの本なのですが、本題に。

あなたは、新型コロナにかかる確率、どれくらいだとおもいますか?

 

私は、相当低いと思います。

 

では、死ぬ確率は?

 

相当、それもかなり低いと思います。

山中教授がこんなことを言っていました。

「500人に1人死ぬ乗り物に、あなたは乗れますか」

 

たしかに、乗りたくはないです。でも、ですよ。

前提として、もう乗り物に乗ってしまった(感染した)話をしているのです。

 

乗り物に乗る確率(感染する)はどれくらいですか?相当低いんじゃないですか。

 

そんな話なんですよ。

もちろん、だから外出OK!みんな飲もうぜ!なんて言いませんし、そんなことをしようとも思いません。

 

正しく、冷静に考えましょうということです。

これが、元理系の私の考えです。

 

仮に、日本で100万人が感染しました。日本の人口は1億2000万人。

つまり、1億1900万人は感染していないんですよ。これっておかしくないですか。

100万があまりにも大きすぎて、何か頭がパニックになってませんか。

今、仮に感染爆発しても、30万人かかったとしましょう。

 

それでも、1億1970万人はかかっていないのです、、、

 

おかしな話じゃないですか、、、

 

でも、だからといって、不要不急の外出は控えるべきだと思います。